猫のしっぽでわかる気持ちとは?8つの動き別に早見表で解説
猫のしっぽは、そのときどきの気持ちがいちばん表れやすい部位だと言われています。結論からお伝えすると、立てる・振る・膨らませる・だらんと下げるといった動きごとに、親愛・興奮・驚き・安心といった気持ちが読み取れるとされています。しっぽの動きを知ることで、猫との距離感がぐっとつかみやすくなります。
「うちの子のしっぽがよく動くのはなぜ?」「今どんな気持ちなんだろう」——そんな気持ちで検索した方も多いはずです。この先では、動き別の意味を早見表でまとめたあと、信頼のサインや、かぎしっぽにまつわる縁起の言い伝えまで順番にお伝えします。読み終える頃には、しっぽから気持ちを読み取れるようになっているはずです。猫にまつわるほかの仕草の意味は猫スピリチュアル辞典でも紹介しています。
猫のしっぽでわかる気持ち一覧【早見表】
猫のしっぽの動きには、その瞬間の気持ちが表れやすいと言われています。まずは代表的な動きと気持ちの対応を、早見表にまとめました。
| しっぽの動き | 気持ち |
|---|---|
| ピンと立てる | 親愛・甘え |
| 大きく振る | 興奮・イライラ |
| 膨らませる | 驚き・威嚇 |
| だらんと下げる | リラックス・警戒心の低下 |
| 先だけ小刻みに動かす | 集中・興味 |
| 体に巻きつける | 信頼・安心 |
| 足に巻きつける | 甘え・要求 |
| 低くして小さく振る | 不安・迷い |
こうして並べてみると、猫のしっぽは犬よりも繊細に気持ちを表していることがわかります。次の章から、代表的な動きの意味を詳しく見ていきましょう。
猫のしっぽの動き別の意味【立てる・振る・膨らませる・だらんと下げる】
猫のしっぽの動きの中でも、とくに見かける機会が多いのが次の4つのパターンです。それぞれの意味を先にまとめました。
- しっぽを立てる——親愛の情や甘えを意味するとされています。
- しっぽを振る——犬とは逆に、興奮やイライラを意味するとされています。
- しっぽを膨らませる——驚きや威嚇の気持ちを表すと言われています。
- しっぽをだらんと下げる——リラックスしている状態を表すとされています。
しっぽを立てる意味
猫がしっぽをピンと立てて近づいてくるときは、親愛の情や甘えたい気持ちを表していると言われています。子猫が母猫に甘えるときに見せるしぐさの名残とされ、飼い主に対してこの仕草を見せるのは、家族として心を許している証だと解釈されることが多いようです。
しっぽの先が少し曲がっていたり、小刻みに震えていたりする場合は、とくに気持ちが高まっている状態を表すとも言われています。声をかけたり、優しく撫でたりして応えてあげると、猫との信頼関係がより深まっていくでしょう。
しっぽを振る意味【犬との違い】
猫がしっぽを大きく左右に振っているときは、犬の尻尾振りとは違い、興奮やイライラといった気持ちの高ぶりを表していると言われています。犬は嬉しいときにしっぽを振りますが、猫の場合は「かまわないでほしい」「今は気分が乗らない」というサインであることが多いようです。
とくに振る速度が速く、勢いよく叩きつけるように振っている場合は、機嫌があまりよくない状態と考えられています。無理に構おうとせず、猫が落ち着くまでそっと距離を置いてあげるとよいでしょう。
しっぽを膨らませる意味
猫がしっぽを大きく膨らませているときは、驚きや恐怖、威嚇の気持ちを表していると言われています。しっぽの毛を逆立てて太く見せることで、自分の体を大きく見せ、相手を威嚇しようとする本能的な反応だとされています。
突然の物音や来客、他の動物との遭遇など、猫にとって予想外の出来事があったときに見られることが多いようです。この状態のときは興奮しているため、無理に近づいたり触ったりせず、落ち着ける環境をそっと用意してあげることが大切です。時間が経てば、自然と落ち着きを取り戻すことがほとんどです。
しっぽをだらんと下げる意味
猫がしっぽを力なくだらんと下げているときは、リラックスしている、あるいは警戒心が低くなっている状態を表すと言われています。緊張やストレスが少なく、安心できる環境にいるときに見られる姿勢とされ、のんびり歩いているときによく見かけるしっぽの形です。ただし、いつもより元気がなく、しっぽだけでなく耳や体全体がぐったりして見える場合は、体調がすぐれない可能性も考えられます。普段との違いに気づいたときは、猫の様子を注意深く見守ってあげましょう。
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猫のしっぽに表れる信頼のサイン【体に巻きつける・先だけ動かす】
猫のしっぽの動きの中には、あなたへの信頼を表すサインもあると言われています。とくに次の2つの仕草は、信頼のバロメーターとして知られています。
- 体に巻きつけてくる——足や腕にしっぽを巻きつけるのは、深い信頼と親愛の証とされています。
- 先だけ小刻みに動かす——横になったまま先だけを動かすのは、気にはしているけれど警戒はしていない状態を表すと言われています。
猫があなたのそばでしっぽを体に巻きつけてくるのは、猫同士が挨拶するときに見せる仕草と同じだと言われています。人間に対してこの仕草を見せるのは、家族の一員として受け入れられている証だと考えると、より愛おしく感じられるはずです。前足でふみふみしてくる仕草も同じように信頼のサインとされ、猫のふみふみの意味で詳しく解説しています。
猫のしっぽにまつわる縁起と言い伝え【かぎしっぽは幸運を引っかける】
猫のしっぽは、行動学的な意味だけでなく、古くからの縁起や言い伝えとも結びついています。中でも有名なのが「かぎしっぽ」にまつわる言い伝えです。
- かぎしっぽ——先が曲がったしっぽは、幸運を引っかけて逃がさないと言われています。
- 長いしっぽ——金運や豊かさを引き寄せるとされる地域もあります。
- 短いしっぽ——災いを断ち切る力があるとされ、縁起がよいと言われることもあります。
日本では古くから、かぎしっぽの猫は幸運を運んでくると大切にされてきました。招き猫のモチーフにも、しっぽの形が意識されているものがあるほどです。しっぽの形にとらわれすぎず、あなたの猫の個性の一つとして愛でてみてください。しっぽ以外にも、猫に好かれる人にはいくつか共通点があり、猫に好かれる人の特徴で紹介しています。
「しっぽはね、ぼくたちのいちばん正直な気持ちの窓口なんだ。振っているときはそっとしておいて、体に巻きつけてきたら、それは全幅の信頼の証だよ。今日はきみの猫のしっぽを、少しだけじっくり眺めてみて。」
猫のしっぽについてよくある質問
- 猫のしっぽを触っても平気?
- しっぽの長さや形で性格はわかる?
- かぎしっぽの猫は本当に幸運を呼ぶの?
猫のしっぽを触っても平気?
猫のしっぽは骨や神経が集中しているため、触られるのを嫌がる子が多いと言われています。しっぽを不意に振り払ったり、逃げようとしたりする場合は、無理に触らず見守るだけにしておきましょう。触ってほしがる子もいるので、猫の反応を見ながら判断するのがおすすめです。
しっぽの長さや形で性格はわかる?
しっぽの長さや形だけで性格が決まるわけではないと言われています。ただし、しっぽの動かし方には個体差があり、よく動かす猫は感情表現が豊かな傾向にあるとされています。日頃のしっぽの動きを観察すると、その子らしい特徴が見えてくるかもしれません。
かぎしっぽの猫は本当に幸運を呼ぶの?
かぎしっぽの猫は幸運を引っかけて逃がさないと、古くから言い伝えられています。科学的に証明されたものではありませんが、日本では縁起のよい猫として大切にされてきました。しっぽの形にかかわらず、あなたの猫はかけがえのない存在だと言えるでしょう。